祖国の期待を背負う幼い王女と、同じように幼くて不器用な王子が、不幸にも若くして国王と王妃になってしまったことが悲劇。
国民が暴徒となって押しかけるときになって初めて、2人は国王と王妃の顔つきになるんですよ。
軽いタッチでたんたんと流れる映像の裏に、マリーの孤独が見え隠れするんです。
マリーアントワネットの孤独とそれを晴らす為の浪費振り、でもキルスティン・ダンスト(マリー役)の悲しげな顔のせいもあって悪女とは思えないし奔放な女性とも思えない。
マリーの母からなかなか子供ができないマリーへの苦言を呈す手紙がよく届くのですが、まったくマリーに手を出そうとしないオットに対し、
- 魅力をなくさないように。
- あなたから誘いなさい。
- 身ごもるように努力しなさい。
と言ってきます。
それはマリーの王室での地位とフランス・オーストリアの同盟の安定を願ってのことなのですが。
それでも妊娠に兆しがないマリーに
決してオットに怒りをぶつけないように
というアドバイスがあるんです。
マリーは孤独と悪意ある噂に耐えながらそれでも、オットに対しては笑顔を忘れず文句も言わなかった。そしてオットも少しづつ変化が現れてくるのですが・・・
この言葉にドキッとしました。
男を変えるのに怒ったりけなしたりしてはいけないんだよねぇ。
男を育てる女にならなきゃと思うんだけど、ついイライラして逆効果なことをしてしまう。
オットにはもうあきれはてている部分が大きいので、つい「あんたなんか!」とけなしてしまう。
これではダメだぁ~。反省しました。
賢いオンナにならなきゃ。ね!
2 件のコメント:
はじめまして!
ふうたんと申します。
私も同じく転勤妻。現在不妊治療中です。
実は、私も『マリーアントワネット』最近見て同じように感じました。
嬉しくて思わず、コメントしちゃいました。
これから、またお邪魔したいと思いますのでよろしくお願いします!!
ふうたんさん、はじめまして。コメントありがとうございます。
この映画、ノリは軽いですよね!
でも・・・
反省でした。そうは言っても「忍耐」はなかなか難しいですケドねぇ♪
ふうたんさんも転勤妻で不妊治療中なんですね。転勤あるのっていい面もあるけど、オットだけが唯一の知っているヒトになっちゃう時期があったり寂しい面もありますよね。
お互いベビィが来ると信じて元気にいきましょー!!
こちらこそよろしくお願いします。
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